シャールクネアーラム廟(読み)シャールクネアーラムビョウ

デジタル大辞泉 「シャールクネアーラム廟」の意味・読み・例文・類語

シャールクネアーラム‐びょう〔‐ベウ〕【シャールクネアーラム廟】

Tomb of Shah Rukn-e-Alam》パキスタン中部、パンジャブ州の都市ムルタンにある霊廟。14世紀に中央アジアでイスラム教を広めたスーフィーシャー=ルクネッディーンを祭る。はじめトゥグルク朝の王が自らの墓所として建造したが、のちの王によりこのイスラム聖者の墓所になった。名称は彼の称号「世界の柱」を意味する。外壁青色のガラスをはめ込んだ象嵌ぞうがんによる装飾が施され、高さ33メートルのドームをもつ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android