旺文社世界史事典 三訂版 「ショスタコヴィッチ」の解説
ショスタコヴィッチ
Dmitriy Dmitrievich Shostakovich
旧ソ連の作曲家
レニングラード音楽学校でピアノと作曲を学び,卒業作品「第一交響曲」(1925)で注目を浴びた。1936年に西ヨーロッパ的楽風を政府から批判されたが,これに対して社会主義リアリズムに立つ交響曲第5番を作曲して名誉を回復した。その後も精力的な創作活動を続け,現代音楽に新しい問題提起を行った。代表作は15の交響曲(第5番が有名)や「森の歌」など。
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