現代外国人名録2016 「シン・ギョンスク」の解説
シン・ギョンスク
申 京淑
Shin Gyon-suk
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1963年1月12日
- 出生地
- 定邑
- 学歴
- ソウル芸術専門大学〔1984年〕卒
- 受賞
- 韓国日報文学賞〔1993年〕「オルガンのあった場所」,本日の若い芸術家賞〔1993年〕「オルガンのあった場所」,韓国現代文学賞,満海文学賞,韓国21世紀文学賞
- 経歴
- 全羅北道の農村からソウルに出て、働きながら定時制高校に通い、大学に進む。1985年「文芸中央」にて中編小説「冬の寓話」が当選し文壇にデビュー。’93年「オルガンのあった場所」で韓国日報文学賞と今日の若い芸術家賞を受賞したのを始め、「深く息するごとに」などで各種賞を受賞。’94年「深い悲しみ」が大ベストセラーとなり、韓国を代表する人気女性作家に。’95年自伝的小説「離れ部屋」を発表、ベストセラーとなり、2005年には日本でも翻訳出版された。他の作品に「昔、家を出るとき」などがある。日韓文学シンポジウムにたびたび参加し、作家の津島佑子らと親交がある。2007年津島佑子との往復書簡をまとめた「山のある家 井戸のある家」を出版。2008年「母(オンマ)にお願い」を発表、韓国内で180万部のベストセラーとなり、ミュージカルにもなった。2011年同著の日本語版が刊行される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報