現代外国人名録2016 「ジェラールドパルデュー」の解説
ジェラール ドパルデュー
Gérard Depardieu
- 職業・肩書
- 俳優,脚本家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1948年12月27日
- 出生地
- シャトールー
- 本名
- Depardieu,Gérard Xavier Marcel
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章, メリット国家勲章シュバリエ章
- 受賞
- ジェラール・フィリップ賞〔1974年〕,セザール賞主演男優賞(1980年度)「終電車」,全米映画批評家協会賞主演男優賞〔1984年〕「ダントン」,ベネチア国際映画祭最優秀男優賞(第42回)〔1985年〕「Police」,カンヌ国際映画祭主演男優賞(第43回)〔1990年〕「シラノ・ド・ベルジュラック」,ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカルコメディ映画部門,第48回,1990年度)「グリーンカード」,セザール賞主演男優賞〔1991年〕「シラノ・ド・ベルジュラック」,ベネチア国際映画祭特別功労賞(第54回)〔1997年〕,モスクワ国際映画祭スタニスラフスキー賞〔2006年〕,ジュール・ヴェルヌ賞〔2009年〕,ルミエール賞〔2011年〕
- 経歴
- 薄板金工の息子。12歳でおちこぼれてチンピラになり、世話になった刑務所の心理分析医の勧めで16歳でパリの国立民衆劇場(TNP)演劇クラスに入った。1965年短編「Le Beatnik et le minet」で映画デビュー後めきめきと才能を発揮、’74年ジェラール・フィリップ賞受賞。日本にも「バルスーズ」(’74年)で本格的に登場し、以来フランスの一流監督の作品に出演。’90年には「シラノ・ド・ベルジュラック」でカンヌ国際映画祭主演男優賞受賞。さらにアメリカ映画にも進出し、’91年に初主演作「グリーンカード」(’90年)でゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞。’92年にはカンヌ国際映画祭審査委員長を務めた。舞台でもシェイクスピア、モリエールなど多くの古典に出演。ほかの映画出演作に「1900年」(’76年)、「終電車」(’80年)、「ダントン」(’83年)、「フォート・サガン」(’83年)、「ソフィー・マルソーの刑事物語」(’85年)、「愛と宿命の泉」(’86年)、「カミーユ・クローデル」(’88年)、「1492コロンブス」「めぐり逢う朝」(’91年)、「百一夜」(’94年)、「ハムレット」(’96年)、「仮面の男」(’98年)、「宮廷料理人ヴァテール」(’99年)、「メルシィ!人生」(2000年)、「ヴィドック」(2001年)、「恍惚」(2004年)、「パリ、ジュテーム」(2006年)、「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」(2007年)など。「タルチュフ」(1984年)や「両岸の間の橋」(’99年)では監督も手がけた。’91年初来日。182センチ、100キロの巨漢だが、荒々しい役から繊細な人物まで、平凡な男性から有名人まで、幅広い役をこなす。2013年フランスの増税に抗議してロシア国籍を取得。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報