ジャコブ・トーマスグライン(その他表記)Jacob Thomas Grein

20世紀西洋人名事典 の解説

ジャコブ・トーマス グライン
Jacob Thomas Grein


1862 - 1935
英国劇作家,演劇評論家,プロデューサー
オランダ出身。
オランダ人であるが、1895年英国に帰化。’91年フランスのアントアーヌの自由劇場に倣い、ロンドンに独立劇場を開設。商業主義を拝した芸術色の強い演劇上演を提唱し、英国と大陸との演劇交流に尽力して、英国演劇の近代化に貢献する。イプセンの「幽霊」、バーナードショーの「男やもめの家」など当時の演劇界には受け入られなかったが、彼の意志グランビルバーカーなどの演劇活動に引き継がれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む