20世紀西洋人名事典 「ジャック・L.モノ」の解説
ジャック・L. モノ
Jacques Lucien Monod
1910.2.9 - 1976.5.31
フランスの生化学者。
元・コレージュ・ド・フランス教授,元・パスツール研究所所長。
パリ生まれ。
パリ大学理学部を1931年卒業、’34年パリ大学助教授、’41年学位取得、第二次大戦中は対独レジスタンス運動に参加、’45年パスツール研究所に入り、同細胞生化学室長、’71年同所長、またパリ大学教授、コレージュ・ド・フランスの教授を兼任。微生物の酵素合成の遺伝的制御を研究、ジャコブと共に’61年オペロンとmRNAの説を提唱、’65年ジャコブ、ルウォフと共にノーベル生理学医学賞受賞。「偶然と必然」(’70年)等の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報