20世紀西洋人名事典 の解説
ジャン・ガストン ダルブー
Jean Gaston Darboux
1842.8.14.(9.13.説あり) - 1917.2.23.(2.25.説あり)
フランスの数学者。
元・ソルボンヌ大学教授,元・学士院幹事長。
ニーム生まれ。
1866年直交曲面族の理論で学位を取得し、1872年エコール・ノルマル講師を経て、1873年ソルボンヌ大学力学助教授となり、1880年同大学高等幾何学教授を歴任し、1889年同大学理学部長となる。又、1884年学士院終身会員となり、1900年同幹事長も務める。解析学の研究に業績を残し、解析学と幾何学の融合に尽くし、1876年論文「偏微分方程式の特異解」で学士院賞を受賞する。「曲面論」は不朽の名著である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報