現代外国人名録2016 「ジュリアギラード」の解説
ジュリア ギラード
Julia Gillard
- 職業・肩書
- 政治家,弁護士 元オーストラリア首相,元オーストラリア労働党党首
- 国籍
- オーストラリア
- 生年月日
- 1961年9月29日
- 出生地
- 英国ウェールズ・バリー
- 本名
- Gillard,Julia Eileen
- 学歴
- メルボルン大学法学部卒
- 経歴
- 英国ウェールズの貧しい家庭に生まれ、慢性的な呼吸器系疾患に悩まされたこともあり、4歳の時に家族でオーストラリアに移住。メルボルン大学では法律を学ぶ一方、学生運動にも参加。1987年法律事務所に入り、労使問題を担当。敏腕弁護士として知られた。’95〜98年ブランビーVIC州労働党党首首席補佐官。’98年オーストラリア連邦下院議員に初当選し、以降連続4選。労働党では穏健左派に属し、貧困層の教育や医療問題などに取り組む。2001〜2003年影の人口・移民相、2003〜2006年影の保健相、2006年12月副党首兼影の雇用・労使関係相を歴任。2007年11月の総選挙では副党首としてラッドを支え、11年ぶりに政権を奪回。12月ラッド内閣で副首相となり、教育相、雇用・労使関係相、社会包括相を兼任。2010年6月労働党党首に選出され、オーストラリア初の女性首相となる。9月首相再任。2013年6月労働党党首選でラッド前首相に敗れ、首相を辞任。歯切れのよい語り口と誠実な人柄、美しい容姿の持ち主で、国民の人気は高い。独身。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報