20世紀西洋人名事典 「ジュリアンデュビビエ」の解説
ジュリアン デュビビエ
Julien Duvivier
1896.10.8 - 1967.10.29.(10.27.説有り)
フランスの映画監督。
リール生まれ。
1919年に「アセルダマ」で監督としてデビューした。技巧派で、ペシミズムを根底に持ち、期待に始まり、絶望に終わるドラマを主とした。代表作には「にんじん」(1932年)、「地の果てを行く」(’35年)、ベネチア映画祭外国映画賞を受賞した「舞踏会の手帳」(’37年)、「パリの空の下セーヌは流れる」(’51年)、「悪魔のようなあなた」(’67年)などがある。ヌーベルバーグの台頭以後は後退した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報