日本大百科全書(ニッポニカ) 「じょうぎ座」の意味・わかりやすい解説 じょうぎ座じょうぎざ / 定規座 おおかみ座とさいだん座の間に挟まれ、さそり座の南に接する小星座。初夏の宵の真南の地平線上に北半分が姿を現す。沖縄付近まで南下すれば、その全景を見ることができるが、目をひく明るい星はない。18世紀のフランスの天文学者ラカイユが、1763年に刊行された遺著のなかで発表した新しい星座で、この『南天星図』のなかには曲尺(かねじゃく)(直角定規)と直定規の絵が描かれている。[藤井 旭] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「じょうぎ座」の意味・わかりやすい解説 じょうぎ座じょうぎざNorma 定規座。 1752年に N.ラカイユが新設した南天の小星座。さそり座の南にあり,概略位置は赤経 16時,赤緯-50°で,7月中旬の宵に南中する。4等星以下の暗い星ばかりで目立たない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by