ジョセフ・フォンスタンバーグ(その他表記)Josef von Stanberg

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョセフ・フォン スタンバーグ
Josef von Stanberg


1894 - 1969.12.22
米国映画監督
ウィーン生まれ。
ウィーンに生まれ少年時代両親と共に渡米する。1925年自主製作映画「救いを求むる人々」がチャップリンに評価され公開された。’27年「暗黒街」、’28年「紐育波止場」などを製作した後、ドイツで「嘆きの天使」(’30年)を製作、マレーネ・ディートリヒに出会いハリウッドで彼女を主演に「モロッコ」(同年)をはじめ6本の映画をつくり、「光と陰の叙情詩人」といわれた。’52年来日して製作した「アナタハン」(’53年)が遺作となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む