20世紀西洋人名事典 「ジョルジュバタイユ」の解説
ジョルジュ バタイユ
Georges Bataille
1897.9.10 - 1962.7.9
フランスの思想家,小説家,詩人。
元・オルレリアン図書館長。
ビヨン(ビュイ・ド・ドーム県)生まれ。
学校卒業後パリ国立図書館員、晩年はオルレリアン図書館長を務める。1937年「社会学研究会」を組織、’46年「クリチック」誌を創刊、主宰者として思想的にニーチェの流れを組んだ新しい無神論的神秘主義を提唱。’28年「眼球譚」、’41年「マダム・エドワルダ」等のエロティシズムの小説、至高性探求の「無神学大全」(’43〜45年)、文芸評論集「文学と悪」(’57年)等著作は多岐にわたる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報