現代外国人名録2016 「ジョンアルパート」の解説
ジョン アルパート
Jon Alpert
- 職業・肩書
- ビデオジャーナリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1948年
- 出生地
- ニューヨーク
- 受賞
- 東京ビデオフェスティバル大賞(第3回)〔1980年〕「三番街」,東京ビデオフェスティバル大賞(第8回)〔1985年〕「ベトナム―人々に語りかけて」,エミー賞(15回)
- 経歴
- タクシー運転手出身のビデオジャーナリスト。米国の大学を卒業後、妻でプロデューサーの津野敬子と共に映像作品制作を始める。1972年国交のないキューバにボートで渡り、革命後のキューバの撮影に初めて成功。’74年には妻とともにキューバを取材し、そのドキュメンタリーが米国の公共放送で放送される。他にエルサルバドル、ニカラグア、カンボジア、ベトナム、アフガニスタン、イラクなどで内戦・戦争を取材。’80年妻との共同製作「三番街」で第3回東京ビデオフェスティバル大賞を受賞。’85年「ベトナム―人々に語りかけて」で第8回東京ビデオフェスティバル大賞を受賞した。2006年イラク戦争のドキュメンタリー「バグダッドER」でエミー賞を受賞。一方、1972年妻と設立したダウンタウン・コミュニティー・テレビジョン・センター(DCTV)で英語、スペイン語、中国語による無料のビデオクラスを開催。ビデオジャーナリズムの先駆者といわれる。著書に「ジョン・アルパート―戦争の真実を映し出す」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報