20世紀西洋人名事典 「ジョンキャラディン」の解説
ジョン キャラディン
John Carradine
1906.2.5 -
米国の男優。
ニューヨーク市グリニッチ・ヴィレッジ生まれ。
本名Richmond Reed Carradine。
別名ジョン・ピーター・リッチモンド(John Peter Richmond〉。
美術家を志すが、シェイクスピアに魅せられ俳優をめざす。映画デビューは1930年「Tol’abl David」で、ジョン・ピーター・リッチモンドの名で出演、’37年の「フランケンシュタインの花嫁」からキャラディンで出演。性格俳優として、個性的な演技と存在感はジョン・フォード監督の作品で精彩を放ち、「駅馬車」(’39年)、「怒りの葡萄」(’40年)で魅力を発揮。「シャイアン」(’64年)、「ペギー・スーの結婚」(’86年)等に出演。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報