精彩(読み)セイサイ

デジタル大辞泉 「精彩」の意味・読み・例文・類語

せい‐さい【精彩/生彩】

美しいいろどり。鮮やかなつや。「―に富んだ色調」
生き生きとした感じ活気ある姿・ようす。「―に欠ける話し方
[類語]快活活発明るい元気活動的動的精力的ダイナミックエネルギッシュエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのようバイタル情熱的意欲的熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタリティー生き生ききゃぴきゃぴいけいけのりのりぴちぴち溌剌はつらつ生生せいせいビビッド

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精選版 日本国語大辞典 「精彩」の意味・読み・例文・類語

せい‐さい【精彩・生彩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うつくしいいろどり。かがやくひかり。つや。光彩
    1. [初出の実例]「只自ら無道心なる故と思ひしりて、猛く精彩をつくべし」(出典:塩山仮名法語(1387頃)初端)
    2. [その他の文献]〔李白‐感興八首詩〕
  3. 生き生きとした表情様子。活気のある姿。
    1. [初出の実例]「尋常の雑務とは切り離された特別の精彩(セイサイ)を帯びたもの」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石停留所)
    2. [その他の文献]〔宋玉‐神女賦〕

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普及版 字通 「精彩」の読み・字形・画数・意味

【精彩】せいさい

生き生きとした美しさ。〔大唐新語、一〕杜如少(わか)くして悟、人にす。~玄齡、太宗に聞(ぶん)して曰く、餘人は惜しむに足らざるも、杜如王佐の才なりと。

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