ジョンラセター(その他表記)John Lasseter

現代外国人名録2016 「ジョンラセター」の解説

ジョン ラセター
John Lasseter

職業・肩書
アニメーション監督・プロデューサー ピクサー・アニメーション・スタジオCCO,ウォルト・ディズニー・スタジオCCO

国籍
米国

生年月日
1957年1月12日

出生地
カリフォルニア州ロサンゼルス・ハリウッド

本名
Lasseter,John A.

学歴
カリフォルニア芸術大学映像学部〔1979年〕卒

受賞
アカデミー賞短編アニメーション賞(第61回)〔1988年〕「ティン・トイ」,アカデミー賞(特別業績賞)(第68回)〔1995年〕「トイ・ストーリー」,プリアルス・エレクトロニカ(アニメーション)〔1987年・1996年〕「ルクソーJr.」「トイ・ストーリー」,ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門,第57回)〔1999年〕「トイ・ストーリー2」,ベネチア国際映画祭生涯功労賞〔2009年〕,デービッド・O.セルズニック賞〔2010年〕

経歴
母親が高校の美術教師だったため、幼い頃からアートに親しむ。ディズニーのカリフォルニア芸術大学(カル・アーツ)でアニメーションを学び、1979年卒業と同時にディズニーのアニメーション映画部門に正式採用される。在籍中、ルーカスフィルムCGチームに参加。’84年ディズニーを退社し、’86年ピクサー・アニメーション・スタジオ創立に参加。短編「ルクソーJr.」(’86年)、「ティン・トイ」(’88年)などを経て、’95年コンピューター・グラフィックス(CG)を駆使した立体映像アニメ「トイ・ストーリー」を監督、大ヒットとなりアカデミー賞特別業績賞を受賞。’99年「トイ・ストーリー2」でゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞を受賞。2006年よりピクサー・アニメーション・スタジオとウォルト・ディズニー・スタジオのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を兼任。他の監督作品に「バグズ・ライフ」(1998年)、「カーズ」(2006年)、「カーズ2」(2011年)、製作作品に「モンスターズ・インク」(2001年)、「ファインディング・ニモ」(2003年)、「Mr.インクレディブル」(2004年)、「レミーのおいしいレストラン」(2007年)、「ウォーリー」(2008年)、「ボルト」(2008年)、「ベイマックス」(2014年)などがある。一方、宮崎駿の作品にひかれて1980年代から親交を深め、「千と千尋神隠し」の英語版製作、興行宣伝の総てを統括、米国での大成功に導く。2003年宮崎監督との友情を続ったドキュメンタリー「ラセターさん、ありがとう」が発表される。2000年、2003年、2014年来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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