20世紀西洋人名事典 「ジョン・A.ノー」の解説
ジョン・A. ノー
John Antoine Nau
1873 - 1918
小説家,詩人。
サン・フランシスコ生まれ。
本名Eugène Torquet。
自然主義系の小説家で、1903年に書いた小説「敵の力」で第1回ゴンクール賞を得る。また、翻訳もおこないドストエフスキーの「作家の日記」(’05年)を共訳した。旅を愛し、幼少から過ごしたフランスからハイチ、スペイン、カナリア諸島と移り住みスペインで死亡する。他の作品に小説「恋を貸す男」(’05年)、「詩人クリストバル」(’13年)、詩集「紺碧の昨日」(’04年)、「かもめを追って」(’14年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報