20世紀西洋人名事典 の解説
ジョージ・ウィルソン ナイト
George Wilson Knight
1897 - ?
英国の文学者,批評家。
サリ州生まれ。
「火炎の車」(1930年)、「邦訳,煉獄の火輪」、「王の主題」(’32年)などでシェークスピア批評界に独自の地位を占め、作品を性格や筋の分析からではなく作品の雰囲気、主導的なイメージからひとつのメタファーとみなして想像的解釈することを得意とした。また、演出家としても活躍し、「アセンズのタイモン」、「リア王」などを上演し、「シェークスピア演出の諸原則」に成果をまとめた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報