20世紀西洋人名事典 「ジョージガモフ」の解説
ジョージ ガモフ
George Gamow
1904.3.4 - 1968.8.20.(8.19.説有り)
米国の物理学者,著作家。
元・ジョージワシントン大学教授,元・コロラド大学教授。
ロシア出身。
レニングラード大学で光学と宇宙論を学び、1928年学位取得。その後ゲッチンゲン、コペンハーゲン、ケンブリッジで原子核物理学者として量子力学の研究に参加、α崩壊のトンネル理論(’28年)を説き’34年米国へ亡命、’40年市民権を得、ワシントン大学、コロラド大学教授となる。核反応による恒星の進化や元素の起源の理論、生物の遺伝情報の符号化理論も発表。晩年には一般向け科学書「トムキンズ氏」シリーズを出版し科学普及の功でユネスコのカリンガ賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報