ジンガサハムシ(その他表記)Aspidomorpha difformis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジンガサハムシ」の意味・わかりやすい解説

ジンガサハムシ
Aspidomorpha difformis

鞘翅目ハムシ科。体長 9mm内外。外形円形に近く,扁平で,背面がわずかにふくらむ。前胸背,上翅ともに周縁は体より広く張出し,淡黄色で透明。上翅の中央部とそこから肩部および後方への張出しは暗褐色で,生時は上翅が美しい金色に輝く。頭部は前胸背下に完全に隠れ,背面からは見えない。成虫は5月頃現れ,ヒルガオの葉を食べる。日本全土に産し,朝鮮東シベリア,中国に分布する。

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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ジンガサハムシ」の解説

ジンガサハムシ
学名:Aspidomorpha indica

種名 / ジンガサハムシ
目名科名 / コウチュウ目|ハムシ科
解説 / 1年に2回発生します。成虫で越冬します。
体の大きさ / 7~9mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 4~9月
幼虫の食べ物 / ヒルガオ

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世界大百科事典(旧版)内のジンガサハムシの言及

【カメノコハムシ】より

…幼虫は前述のように脱皮殻や糞を尾端に残す習性がある。ヒルガオを食するジンガサハムシ,アザミ類を食するアオカメノコハムシ,ボタンズルなどを食べるコガタカメノコハムシ,ムラサキシキブ,ヤブムラサキを食べるイチモンジカメノコハムシ(イラスト)などがこの類である。【林 長閑】。…

※「ジンガサハムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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