スウェーデン国立美術館(読み)スウェーデンこくりつびじゅつかん(その他表記)Nationalmuseum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スウェーデン国立美術館」の意味・わかりやすい解説

スウェーデン国立美術館
スウェーデンこくりつびじゅつかん
Nationalmuseum

スウェーデンの首都ストックホルムにある美術館。1792年の創立で,北ヨーロッパで最も古い美術館とされる。創立当時は王宮のままの室内に作品を陳列していたが,1850~66年に新築された建物に移転した。収蔵品の代表的なものはレンブラント・ファン・レインの『クラウディウス・キウィリスの謀議』などオランダ,フランスの 17~18世紀の絵画で,広くルーカス・クラナハ,フランス・ハルス,ペーテル・パウル・ルーベンス,ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン,フランソア・ブーシェ,ニコラ・ランクレらからエドゥアール・マネ,ピエール=オーギュスト・ルノアールなど後期印象派にいたる外国の各作品をよく収集し,また 17世紀から現代にいたるスウェーデンの絵画や工芸品も収集展示する。フォービスム以後の現代美術は,1958年に開館したストックホルム近代美術館で鑑賞できる。

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