ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スカリストゥイ山脈」の意味・わかりやすい解説 スカリストゥイ山脈スカリストゥイさんみゃくSkalistyi khrebet ロシア南西部,大カフカス山脈西部の北斜面にある山脈。全長 375km。標高は西部で 1200~1700m,東部で 3000mまで。最高峰は中部にあるカラカヤ山 (3646m) 。硬度差のある石灰岩から成るため,南側に急斜面,北側に緩斜面を示すケスタ地形が形成されている。最も高い地帯には氷河地形のカール (圏谷) やモレーン (氷堆石) がみられ,カルスト地形も発達。北斜面は広葉樹林におおわれ,南斜面と森林限界より高所に草地が出現する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by