スコッチテリア(読み)すこっちてりあ(その他表記)Scotch terrier

翻訳|Scotch terrier

関連語 あいがん 名詞

精選版 日本国語大辞典 「スコッチテリア」の意味・読み・例文・類語

スコッチ‐テリア

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Scotch terrier ) 犬の品種一つ。スコットランド高地原産のテリア種体高は二五センチメートルぐらい。胴が長く、四肢は比較的短い。頭が大きく、耳は小型で直立する。毛は粗く、長くたれさがる。愛玩(あいがん)用に適する。スコティッシュテリア。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スコッチテリア」の意味・わかりやすい解説

スコッチテリア
すこっちてりあ
Scotch terrier

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、イギリス(スコットランド)原産の短脚テリア。岩地で小獣を穴から追い出すのに用いられてきた犬種で、体つきは小柄であるが頑丈、四肢は短めである。当初は産地の名をとってアバディーンテリアといわれたが、19世紀の終わりごろにスコッチテリアあるいはスコティッシュテリアといわれるようになった。体躯(たいく)に比べて頭部は大きく、小さな耳が高く位置して立ち、口吻(こうふん)は長めで力強く、じょうぶな歯牙(しが)をもつ。尾は断尾せず、先細りでまっすぐ上に保持される。上毛は粗剛なワイヤ状で、下毛は密である。毛色は黒、ブリンドル、グレーなど。大きさは体高25~28センチメートル。

増井光子


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android