スシ・ボンド(その他表記)Sushi bond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スシ・ボンド」の意味・わかりやすい解説

スシ・ボンド
Sushi bond

1985年前半,日本企業がユーロ市場で発行する外貨建て債券のほとんどが日本の機関投資家 (特に生保) により購入されたことから,「日本人しか食べない」という意味合いを込めて,このような債券を「スシ・ボンド」と呼んだ。これは,当時の日本の生保会社の外国証券の保有制限は総資産の 10%で,かつ対象が非居住者発行の証券に限られており,日本企業の発行する外貨建て債券は規制の対象外で,安定消化が可能であったことから,市場実勢を下回る金利で発行されたことを背景としている。

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