すってんてれつく(読み)スッテンテレツク

精選版 日本国語大辞典 「すってんてれつく」の意味・読み・例文・類語

すってん‐てれつく

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 太鼓などの音を表わす語。
    1. [初出の実例]「此方(こち)若殿のすってんてれつく〈略〉江戸で珍らしい上方囃子」(出典:歌舞伎・月武蔵野龝狂言(1797)序幕)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙すってんてん
    1. [初出の実例]「首尾よく失敗(やりそこ)なってスツテンテレツクの血の涙サ」(出典:小言自慢(1890)〈骨皮道人〉身体資本にせよ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む