デジタル大辞泉 「ストックインフレ」の意味・読み・例文・類語 ストック‐インフレ 《〈和〉stock+inflationから》株式・土地など資産の高騰を中心にした物価上昇。昭和62~63年(1987~1988)初めの高株価・狂乱地価進行で数字上の内需拡大を見せたのが典型的。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストックインフレ」の意味・わかりやすい解説 ストック・インフレstock inflation 通常,インフレは財・サービスの価格上昇をいうが,有形,無形の資産の価格上昇をスットク・インフレという。 1985年のプラザ合意以降の低金利局面で,株式,債券,土地などの資産価格が急上昇した。 85年から 89年までに株価は3倍,地価は2倍 (東京圏の公示地価) となった。その原因には金利低下があげられるが,それだけでは十分説明できないとされている。ストック・インフレがフローのインフレに転化することが懸念されたが,一般物価は安定している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報