ストロマ(その他表記)stroma

翻訳|stroma

デジタル大辞泉 「ストロマ」の意味・読み・例文・類語

ストロマ(stroma)

赤血球を溶血させて得られる赤血球膜。ゴースト
葉緑体の中でグラナを包む無色基質。ここにDNAが分布し、葉緑体の自己増殖を担う。
菌類菌糸が密集してマット状になったもの。子座しざ

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精選版 日本国語大辞典 「ストロマ」の意味・読み・例文・類語

ストロマ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] stroma ) 葉緑体内部の膜系を除いた部分をさす語。炭酸同化に関与するカルビン回路の酵素はこの部分に含まれている。

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世界大百科事典(旧版)内のストロマの言及

【葉緑体】より

…葉肉細胞に含まれている葉緑体の数は通常数十~数百個程度であるが,1個の細胞に数千個以上の葉緑体が含まれる例や,ただ1個だけ含まれている例も知られている。
[内部構造]
 葉緑体の内部構造は,包膜envelopeとそれに包まれた基質(ストロマstroma)およびストロマ中に含まれる膜系(チラコイドthylakoid。かつてはラメラlamellaと呼んだ),その他の構造体に大別される(図1)。…

※「ストロマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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