最新 地学事典 「スピン状態」の解説
スピンじょうたい
スピン状態
spin state
遷移元素の3dや4f軌道を電子が占めるときの不対電子と対電子(互いにスピン方向が逆で一つの軌道に配置)の状態をいう。不対電子の数が最高のとき高スピン,逆は低スピン(中間スピンもある)状態という。硫化鉱物以外の鉱物には後者は見いだされていない。メスバウアー効果や磁化率の測定で不対電子数を決定できる。
執筆者:進野 勇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

