スペイン内戦とフランコ

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スペイン内戦とフランコ

スペインで1931年に王制を廃止して発足した第2共和制に対し、軍司令官だったフランコら率いる右派が36年に反乱を起こし、左派の共和国側と内戦になった。39年に右派の勝利で終わった戦いは、双方で数十万人が犠牲になったとされる。総統となったフランコは左派を弾圧し独裁体制を確立。冷戦下は米国同盟国となり、60年代に海外からの投資や観光業を通じて経済が発展した。75年の死去後に王制が復活し、民主化が進んだ。(マドリード共同)

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