スポーツ外傷・スポーツ障害(読み)スポーツがいしょう・スポーツしょうがい(その他表記)Sports trauma, Sports injury

六訂版 家庭医学大全科 の解説

スポーツ外傷・スポーツ障害
スポーツがいしょう・スポーツしょうがい
Sports trauma, Sports injury
(外傷)

どんな外傷・障害か

 スポーツによる外傷・障害は、急性の外傷と慢性の障害とに分けられます。外傷とはいうまでもなく、骨折脱臼(だっきゅう)捻挫(ねんざ)打撲(だぼく)挫傷(ざしょう))、肉ばなれ、腱断裂(けんだんれつ)靭帯(じんたい)損傷などです。

 一方、障害とは主としてスポーツによる使いすぎ(オーバーユーズ)を原因として発生するものです。すなわち、腱、靭帯あるいはその付着部、関節軟骨(かんせつなんこつ)をはじめとする関節構成体、さらには骨組織などに繰り返しの負荷が加わることにより、これらの組織やその周囲に炎症が生じたり、組織自体の変性や破綻(はたん)を来すものです。

 以下に外傷と障害の具体例について紹介しておきます。

竹田 毅

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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