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捻挫 ねんざ sprain

翻訳|sprain

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

捻挫
ねんざ
sprain

くじき,亜脱臼ともいう。関節に強い外力が加わり,関節包や関節靭帯の断裂と,関節端の挫傷が起きているのに,関節間の相対関係は正常に保たれている状態をいう。足関節に最も多い。過度の運動,またはその機能外の運動が強制的に関節に与えられた場合に起る。

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デジタル大辞泉の解説

ねん‐ざ【捻挫】

[名](スル)手や足などの関節に無理な力がかかり、外れかかって靭帯(じんたい)腱(けん)が損傷された状態。痛み・腫(は)れなどを伴う。「足首を捻挫する」

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百科事典マイペディアの解説

捻挫【ねんざ】

関節に過度な運動や無理な運動が強制されたために起こる関節包や靭帯(じんたい)の損傷。脱臼(だっきゅう)と違って関節面の骨の位置的関係は正常に保たれている。局所に痛みと熱感がある。
→関連項目突き指絆創膏むち打ち症

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世界大百科事典 第2版の解説

ねんざ【捻挫 sprain】

関節の外傷の一つの型。関節に外力が加わり,それぞれの関節のもつ可動域以上の運動が強制された場合,関節包,靱帯(じんたい)など関節支持組織に断裂などが生ずるが,関節相互間には乱れのないものをいう。受傷時に脱臼を起こし,そのあと自然整復を起こしていることもあるが,この場合も,結果的にみたときは捻挫ということになる。一般に,関節運動範囲の少ない関節ほど捻挫を起こしやすく,可動域の大きな関節ほど捻挫は起こしにくく,むしろ脱臼を起こしやすいということになる。

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大辞林 第三版の解説

ねんざ【捻挫】

( 名 ) スル
手や足などの関節をくじくこと。関節に無理な力が加わって、はずれそうになるほど曲がり、関節包や靭帯じんたいが損傷された状態。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

捻挫
ねんざ
sprain

関節外傷の一種で、関節に正常可動範囲以上の外力が加えられ、関節包や靭帯(じんたい)が引き伸ばされて損傷を受けた状態をいう。脱臼(だっきゅう)とは、関節自体が正常な位置関係を保っている点で区別される。一定方向にだけ可動性をもった関節におこりやすく、とくに足関節に多い。一般の日常生活においてもみられるが、とくにスポーツ活動(体操、柔道、サッカーなど)で生ずることが多く、スポーツ外傷の30%以上を占め、頻度がもっとも高い。
 症状や治療は損傷の程度によって異なる。靭帯の一部が伸びたり切れた程度の軽症では、疼痛(とうつう)や腫脹(しゅちょう)も軽度で範囲が狭く、その靭帯を伸ばす方向に動かすと強制位痛を訴える。中等度になると、腫脹の範囲が広く、皮下出血も著しくなるが、靭帯は断裂しておらず関節の不安定性はない。完全に靭帯が切れた重症の場合は、疼痛や腫脹も激しく、関節の不安定性がみられる。またX線写真によって、骨折合併の有無や異常可動性の程度などが調べられる。
 応急処置としては、足関節捻挫の場合、受傷直後にスポンジかフォームラバーを患部に当てて圧迫ぎみに弾性包帯を巻き、氷水の入ったバケツ中に患部を入れて冷却したあと、翌日まで足を高くして氷嚢(ひょうのう)による冷湿布を続ける。
 治療としては、受傷靭帯の癒合を図る目的で固定するのが原則である。軽症では絆創膏(ばんそうこう)やサポーターなどによる固定でよく、1週間くらいで治癒するが、中等度では最低3週間の固定が必要とされる。重症の場合は靭帯を手術的に縫合するか、縫合のできない場合は関節の再建を図る手術が行われ、ギプス包帯で固定する。
 なお、中等度および重症の場合は、初期治療が正しく行われないと、関節の機能障害をもたらすことがあり、固定除去後のリハビリテーションを十分に行う必要もある。また、捻挫が完全に治りきっていない場合をはじめ、関節外傷を生じやすいスポーツを行う場合などには、スポーツ用テープなどであらかじめ固定することによって予防する必要もある。[永井 隆]

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