スライマン-トー聖山(読み)スライマントーせいざん

世界遺産詳解 「スライマン-トー聖山」の解説

スライマントーせいざん【スライマン-トー聖山】

2009年に登録されたキルギスの世界遺産(文化遺産)。南西部にある同国第2の都市、オシュ州オシュ市に位置する。同市はシルクロードの中継地として東西をつないだ要衝で、オアシス都市として繁栄した。この山は、イスラム教が入る以前から聖山として崇められてきた。また、古代祭礼が行われた場所で、紀元前3000年の岩画が描かれた洞窟群、古代の道、中世に再建されたモスクなどがある。現在も、中央アジアのイスラム教徒の重要な巡礼地とされている。◇英名はSuliaman-Too Sacred Mountain。スライマン-トーは、キルギス語で「スライマン山」。スライマンは、コーランに出てくる「聖人」。

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む