スレート葺き(読み)スレートぶき

精選版 日本国語大辞典 「スレート葺き」の意味・読み・例文・類語

スレート‐ぶき【スレート葺】

  1. 〘 名詞 〙 スレート屋根を葺(ふ)くこと。また、その屋根。明治・大正年間に多く用いられた。
    1. [初出の実例]「屋根は『スレート』葺として、外観は華美を避けた」(出典:日本化したる洋風小住宅(1924)〈保岡勝也〉第六図)

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リフォーム用語集 「スレート葺き」の解説

スレート葺き

屋根の葺き方の一種屋根材料粘板岩を用いた天然スレートと、人工的につくられた住宅屋根葺き用石綿スレートがあり、一般的には後者を指す場合が多い。後者の屋根材形状は平板と波板があり、釘打ち工法の一文字葺が代表的である。→カラーベスト葺

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不動産用語辞典 「スレート葺き」の解説

スレート葺き

石綿スレートや天然スレートで、屋根を葺(ふ)くことを「スレート葺き」といいます。

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世界大百科事典(旧版)内のスレート葺きの言及

【屋根】より

…また屋根の棟には実用と装飾を兼ねて,棟の両端に鴟尾(しび),鯱(しやち),鬼面などを,棟の上に千木(ちぎ),堅魚木(かつおぎ)(勝男木),鳥おどりや宝珠などを置く。
[葺き材]
 日本建築の屋根を葺き材で分けると,本瓦葺き,桟瓦葺き,檜皮葺き(ひわだぶき),杉皮葺き,茅葺き,こけら(柿)・栃・長板などの板葺き,銅瓦葺き,銅板葺き,鉄板葺き,スレート葺きなどとなる。 本瓦葺き(図3-a)は,飛鳥時代に中国,朝鮮から伝来した寺院建築によってもたらされたもので,以来,宮殿,城郭建築,民家などに広く用いられてきた。…

※「スレート葺き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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