インド,グジャラート州の都市。インド西岸の港市。古くから貿易港として発展した。またメッカ巡礼の中継地でもあった。16世紀にポルトガル勢力が進出するが,やがてムガル帝国の支配下に入り,その主要な港として栄えた。1612年にイギリス東インド会社がムガル帝国から交易の許可を得て商館を設置,以降イギリス勢力が拡大した。その後,植民地都市ボンベイの発達に伴い,その重要性は相対的に低下した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...