フィリピン南部,ミンダナオ島とボルネオ島の間に散らばる島々。バシラン,サマレス,ホロ,タプル,パングタラン,タウィタウィ,シブトゥ,それにカガヤン・スールーを加えた8群島からなる。火山性の比較的大きい島からサンゴ礁まで大小合わせて958島を数えるが,2.6km2以上のものは78島にすぎない。イスラム教徒フィリピン人の本拠地で,スペイン時代にもスルタンをいただく独立王国(スールー王国)を堅持した。スルタン制を廃止してフィリピンの一州となったのは1940年である。73年以降北部のバシラン州(面積1327km2),ホロ島を中心とするスールー州(1600km2),南部のタウィタウィ州(1087km2)の3州に分かれ,人口は3州合計75万6000(1980)。定住農耕を主要生活様式とするタウソグ,ヤカン,海上生活中心のサマル,バジャオなどが主要言語集団をなす。海産資源に恵まれ,中国料理用各種ナマコ,フカのひれ,海燕巣,装飾用の貝殻,鼈甲(べつこう),天然真珠,黒サンゴなどが豊富に採れる。
執筆者:梅原 弘光
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...