精選版 日本国語大辞典 「せっせっ」の意味・読み・例文・類語 せっ‐せっ 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) =せっせ[初出の実例]「落はせまいか、落はせぬさうなと、魂きもをつぶすやうな処をせっせっ通る」(出典:唐詩選国字解(1791)五言古)「清三の母親は裁物板(たちものいた)に向ってまだせっせっと賃仕事をして居た」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「せっせっ」の読み・字形・画数・意味 【】せつせつ こまごまとたち働く。拘泥する。〔甌北詩話、一〕(李青蓮の詩)飄然(へうぜん)として來(きた)り、忽然として去る。雕(てうしやう)句(たくく)にたらず、亦た鏤心(ろうしん)骨に勞勞たらず。自(おのづか)ら天馬行、覊勒(きろく)すべからざるの勢ひり。字通「」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報