せっせ(読み)セッセ

デジタル大辞泉 「せっせ」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「せっせ」の意味・読み・例文・類語

せっ‐せ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 休まず一所懸命に行なうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「幾ら捻(つね)られてもせっせと来ます」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝一六)
    2. 「お種は精々(セッセ)支度をして、やうやう湯を注(さ)す段になった」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android