せっせ(読み)セッセ

デジタル大辞泉 「せっせ」の意味・読み・例文・類語

せっせ

[副]わきめもふらず、熱心に物事をするさま。「せっせと通う」「せっせと働く」
[類語]あくせく営営こつこつ汲汲孜孜ひたすらいちずひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一心一念一路一散一目散一直線一本槍一点張り一辺倒一意専心遮二無二無二無三がむしゃら一心不乱脇目も振らずまっしぐらしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中直線的専心専念没入没頭没我傾注傾倒猪突猛進ストレート我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「せっせ」の意味・読み・例文・類語

せっ‐せ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 休まず一所懸命に行なうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「幾ら捻(つね)られてもせっせと来ます」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝一六)
    2. 「お種は精々(セッセ)支度をして、やうやう湯を注(さ)す段になった」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

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