セバスチアヌス(その他表記)Sebastianus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セバスチアヌス」の意味・わかりやすい解説

セバスチアヌス
Sebastianus

[生]?
[没]288頃.ローマ
ローマの初期キリスト教殉教者,聖人伝承によるとディオクレチアヌス帝の近衛将校。キリスト者であることが知れて矢で射殺され殉教したが,奇跡によって蘇生。のち帝のもとにおもむきその事実を告白したため撲殺された。矢に射られた美青年として聖画題材となり崇敬された。『ヒエロニムス殉教録』にも記されている。祝日西方で1月 20日,東方で 12月8日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android