セバスチアヌス(その他表記)Sebastianus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セバスチアヌス」の意味・わかりやすい解説

セバスチアヌス
Sebastianus

[生]?
[没]288頃.ローマ
ローマの初期キリスト教殉教者,聖人伝承によるとディオクレチアヌス帝の近衛将校。キリスト者であることが知れて矢で射殺され殉教したが,奇跡によって蘇生。のち帝のもとにおもむきその事実を告白したため撲殺された。矢に射られた美青年として聖画題材となり崇敬された。『ヒエロニムス殉教録』にも記されている。祝日西方で1月 20日,東方で 12月8日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む