セバスチャン・Z.フェランティ(その他表記)Sebastian Ziani de Ferranti

20世紀西洋人名事典 の解説

セバスチャン・Z. フェランティ
Sebastian Ziani de Ferranti


1864.4.9 - 1930.1.13
英国の電気技術者,発明家,電気工学者。
元・電気工学校総長。
リバプール(ランカシャー)生まれ。
17歳でジーメンス・ブラザース社に入社し、ロンドンユニバーシティ・カレッジ夜間で学ぶ。1882年ジグザグ巻きの交流発電機を考案し、発電機を製造する会社を作る。1886年グラスベナー・ギャラリー技師となり、ついでロンドン配電会社の大発電所建設に参画し、1889年送電を開始する。1911年電気工学校総長に就任し、’12年マンチェスター大学から理学博士称号を受ける。変圧器や交流送配電の実用化に重要な役割を果たし、多くの電気的・機械的装置の設計や製作、実験を行い、家庭電化を唱える。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む