直訳的には扇情主義。報道において事実を単純化し、情緒的な勧善懲悪主義をとったり、猟奇事件、恐怖描写などをあおりたてて俗受けをねらったりする手法。このような報道をする新聞のことを蔑称(べっしょう)してイエロー・ジャーナリズムという。これは、『ニューヨーク・ワールド』紙が掲載した人気漫画「イエロー・キッド」に由来する呼び方である。出版においては、週刊誌のニュース読み物などがセンセーショナリズムの方法を用いることが多いが、際物(きわもの)出版物にもその傾向がある。テレビの犯行現場再現ドラマなどを呼び物にした報道・ドキュメンタリー番組も同趣のものである。
[桂 敬一]
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...