現代外国人名録2016 「ソフィカル」の解説
ソフィ カル
Sophie Calle
- 職業・肩書
- アーティスト
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1953年
- 出生地
- パリ
- 経歴
- 10代の終りから7年間放浪生活を送り、写真という表現手段に出会い、「眠る人々」でデビュー。イメージと言葉、真実と虚構が解け合う作風を確立。1986年より「盲目の人々」を始めとする盲人に焦点を当てたシリーズを発表。作家ポール・オースターとの共作「ダブル・ゲーム」(監督・出演,’98年)などの映画製作も行う。ロンドンのテートギャラリー(’98年)、パリのポンピドゥーセンター(2003年)での個展の他、各国の主要美術館で個展を開催。2007年には第52回ベネチア・ビエンナーレに参加するなど、フランスを代表するアーティストの一人。他の作品に「ヴェネツィア組曲」(1980年)、「最後に見たもの」(2010年)、映像作品に「海を見る」(2011年)、著書に「本当の話」がある。1999年11月〜2000年2月東京・原美術館で日本初の個展「限局性激痛」を開催。2003年豊田市美術館で個展を開催。他に、「脱走する写真―11の新しい表現」(1990年,水戸芸術館現代美術ギャラリー)、「移行するイメージ:1980年代の映像表現」(’90年,京都国立近代美術館・東京国立近代美術館)などのグループ展で紹介される。2007年金沢21世紀美術館「パッション・コンプレックス:オルブライト=ノックス美術館コレクションより」に出品。2013年原美術館で個展「ソフィカル―最後のとき/最初のとき」を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報