そよかぜ

デジタル大辞泉プラス 「そよかぜ」の解説

そよかぜ

1945年公開の日本映画。監督:佐々木康脚本:岩沢庸徳。出演並木路子上原謙、佐野周二ほか。歌手を夢見る少女デビューまでの道のりを描く。劇中で使用された「リンゴの唄」は主演並木が歌い大ヒットした。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のそよかぜの言及

【日本映画】より

… 1930年代には年間ほぼ500本つくられた劇映画は,40年の497本を最後に,41年232本,42年87本と激減し,45年にはわずか26本となった。
【占領時代の日本映画】

[リンゴの唄とGHQ]
 15年戦争が日本の敗北で終わった1945年8月15日以後,最初に公開された日本映画は,8月30日封切の松竹作品《伊豆の娘たち》(五所平之助監督)と大映作品《花婿太閤記》(丸根賛太郎監督)であるが,2作品とも戦時中に企画されたもので,真の戦後映画第1号は10月11日封切の松竹作品《そよかぜ》(佐々木康監督)であった。主題歌《リンゴの唄》が一世をふうびした《そよかぜ》は,GHQ検閲第1号の映画でもある。…

※「そよかぜ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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