ソルトレークシティー(英語表記)Salt Lake City

翻訳|Salt Lake City

デジタル大辞泉 「ソルトレークシティー」の意味・読み・例文・類語

ソルトレーク‐シティー(Salt Lake City)

米国ユタ州州都グレートソルト湖南東に位置する。モルモン教教徒が建設した町で、その総本部がある。人口、行政区18万(2008)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソルトレークシティー」の意味・わかりやすい解説

ソルトレークシティー
Salt Lake City

アメリカ合衆国,ユタ州の州都。同州最大の都市。ワサッチ山脈の西麓部,グレートソルト湖南岸から南へ長く続く肥沃な谷の中央部の標高 1330mに位置する。 1847年モルモン教徒開拓地の中心をなす町として建設され,B.ヤングが組織した移住団が入植して独自の市政を施行,「ニューエルサレム」または「聖者の町」として有名。花崗岩聖堂,時計塔,市役所などの古い建築物が残り,モルモン教の本部がある。 96年,州都となった際,教徒と中央政府との間に多くの摩擦が起きた。産銅地域の商業中心地で,コンピュータ,鉱業機械,鋼板,石油化学,衣料などの工業が盛んで,鉄道,高速道路,空路など交通の要地。ユタ大学 (1850創立) ,ウェストミンスター・カレッジ (75創立) をはじめ,多数の美術館や図書館があり,管弦楽団,歌劇団をもっている。周辺にはグレートソルト湖をはじめ,アルタスノーバードといったスキー場など,観光施設が多い。北西オグデンと連接して大都市圏を形成。人口 18万6440(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android