ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルタ」の意味・わかりやすい解説
アルタ
Árta
アルタ
Alta
アルタ
artha
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ギリシア北西部、エピロス地方南部にあるアルタ県の県都。アラクトスArakhthos川の河口より13キロメートル、古代のアムブラキアAmbrakiaとほぼ同位置にある。人口1万7000(2003推計)。中世にはアカルナニアAkarnaniaともよばれた。13世紀にエピロス主教座が置かれた。そのころに建てられた豪華な教会が今日も残っている。1430年からのオスマン帝国の支配を経て、1881年ギリシア領となる。農産物、軽工業製品の集散地。市街にはアクロポリスを中心に古代の遺跡がある。
アルタ県はアラクトス川下流域を占める農業地帯で、面積1613平方キロメートル、人口7万8500(2003推計)である。
[真下とも子]
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