デジタル大辞泉
「それとも」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
それ‐とも
① ある
事柄に対して、別の事柄を述べて選択させることを示す。あるいは。または。もしくは。それともに。
※雑俳・柳多留‐八(1773)「それともと母は
朝湯をのぞく也」
※
人情本・
春色梅児誉美(1832‐33)初「『ハイ御酒は』『イエお飯
(まんま)お飯。それともお長おめへのむか』」
② 前の事柄を一応認めて、さらにつけ加えるときに用いる。それにしても。そうであるにしても。
※
浄瑠璃・あこぎの平次(1704‐10頃か)三「はやくしまふて帰らんに、それとも若には夕べきうをすへたればきうかぜひかせ給ふなよ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報