ソレンセン(その他表記)Sorensen, Ted

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソレンセン」の意味・わかりやすい解説

ソレンセン
Sorensen, Ted

[生]1928.5.8. ネブラスカリンカーン
[没]2010.10.31. ニューヨーク,ニューヨーク
アメリカ合衆国の弁護士。フルネーム Theodore Chaikin Sorensen。ジョン・F.ケネディ大統領スピーチライターとして知られた。ネブラスカ大学で 1949年理学士号,1951年法学士号を取得。1953~61年ケネディ上院議員の補佐を務め,ケネディの大統領就任後は有力な側近,特別顧問として政権内で重要な役割を担った。ソレンセンが手がけた大統領就任演説は現代の雄弁術規範といわれた。また,1962年のキューバ・ミサイル危機に際し,当時の司法長官ロバ-ト・ケネディとともにソビエト連邦のニキータ・S.フルシチョフ第一書記宛の書簡を起草し,米ソ核戦争回避の一端を担った。1970年に上院議員選挙に立候補したが落選,1976年にジミー・カーター大統領から中央情報局 CIA長官として指名されたが,議会の承認を得られなかった。国際的な弁護士としても活動した。主著ホワイトハウス政策決定過程』Decision Making in the White House(1963),『ケネディの道――未来を拓いた大統領』Kennedy(1965)。

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