20世紀西洋人名事典 「ソロモンレフシェッツ」の解説
ソロモン レフシェッツ
Solomon Lefschetz
1884.9.3 - 1972.10.5
米国の数学者。
元・カンザス大学教授,元・プリンストン大学教授。
モスクワ生まれ。
パリで育つ。渡米後、1910年の事故で両手を失う。’12年アメリカに帰化。ネブラスカ大学、カンザス大学で教鞭をとるかたわらアーベル積分の理論を発展させ、’19年ボルダン賞を受賞。’24〜53年までプリンストン大学に務める。その後もアメリカの力学系理論の進展に貢献。代数的位相幾何学の祖といわれる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報