ソート・マヨール(その他表記)Souto-Maior(Soto-Maior),Dom Nuno de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソート・マヨール」の意味・わかりやすい解説

ソート・マヨール
Souto-Maior(Soto-Maior),Dom Nuno de

17世紀のポルトガル船隊司令官,遣日使節。漢名,東魯納也。 1610年1月 (慶長 14年 12月) のマードレ・デ・デウス事件で停止されていた日本貿易を再開させるため,1611年マカオ政庁から派遣されて薩摩上陸島津氏斡旋駿河徳川家康に,江戸秀忠に謁し,次いで駿河で貿易許可の朱印状を得,大坂豊臣秀頼にも謁し,使命を果たしてマカオに帰った。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ソート・マヨール」の解説

ソート=マヨール Souto-Maior, Dom Nuno

?-? ポルトガルの艦隊司令官。
慶長16年(1611)ゴアのポルトガル副王使節として来日。14年のポルトガル船焼き打ち事件でたえていた日本とマカオのポルトガル商人との貿易再開を交渉。徳川家康,2代将軍徳川秀忠らに謁見し,貿易再開の朱印状をあたえられた。姓はSotomayorとも。漢名は東魯納也。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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