ソ連邦消滅

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ソ連邦消滅」の解説

ソ連邦消滅(ソれんぽうしょうめつ)

1991年のクーデタロシア共和国の力で抑え込まれたあと,救い出されたゴルバチョフソ連共産党を解散させたが,連邦をなお救おうと努力した。しかしロシア共和国の自立は決定的で,各共和国も独立を求めた。12月8日ロシア,ウクライナベラルーシ3国首脳は独立国家共同体協定に調印し,ソ連邦終結を宣言した。中央アジアなどの諸国がこれに同調し,21日11カ国の独立国家共同体が誕生した。25日ゴルバチョフはソ連大統領のポストを辞任し,ソ連邦はその歴史を終えた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む