ソ連邦消滅

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ソ連邦消滅」の解説

ソ連邦消滅(ソれんぽうしょうめつ)

1991年のクーデタロシア共和国の力で抑え込まれたあと,救い出されたゴルバチョフソ連共産党を解散させたが,連邦をなお救おうと努力した。しかしロシア共和国の自立は決定的で,各共和国も独立を求めた。12月8日ロシア,ウクライナベラルーシ3国首脳は独立国家共同体協定に調印し,ソ連邦終結を宣言した。中央アジアなどの諸国がこれに同調し,21日11カ国の独立国家共同体が誕生した。25日ゴルバチョフはソ連大統領のポストを辞任し,ソ連邦はその歴史を終えた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む