タイリクモモンガ

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「タイリクモモンガ」の解説

タイリクモモンガ
学名:Pteromys volans

種名 / タイリクモモンガ
科名 / リス科
日本にいる動物 / ◎
解説 / 平地から山地の森に生息します。時には、100mほどかっ空することもあります。
体長 / 15~16cm/尾長10~12cm
体重 / 100~120g
食物 / 若葉種子、芽、果実など
分布 / ユーラシア北部。亜種エゾモモンガは北海道全域

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイリクモモンガ」の意味・わかりやすい解説

タイリクモモンガ
Pteromys volans; Eurasian flying squirrel

齧歯目リス科。体長 15~17cm,尾長 9.5~13cm。頭は丸くて小さく,眼は黒くて大きい。耳は小さく,先端に毛の総がない。モモンガ近縁であるが,体が小さく,乳頭が4対しかない。北ヨーロッパシベリア,ウスリー地方などに分布する。北海道には亜種エゾモモンガ P. v. oriiが分布する。

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世界大百科事典(旧版)内のタイリクモモンガの言及

【モモンガ】より

…体長15~20cm,尾長10~14cm。ユーラシアの北部森林地帯に広く分布するが,日本には,北海道にタイリクモモンガP.volansの亜種であるエゾモモンガP.v.oriiが,本州と九州に,固有種で,やや大型のホンシュウモモンガP.momonga(イラスト)が生息する(単にモモンガともいう)。本州と九州では,ムササビが平地にもすむのに対して,モモンガはふつう標高1000m以上の山地に多い。…

※「タイリクモモンガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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